日程: | 2019.04.15-04.19 |
対象: | 社会科学に関心のある小学3年生以上の子ども数名 |
費用: | 宿泊費・食費・プログラム体験費として、 小・中学生57,000円程度 / 高校生 63,000円程度 ※自宅から仙台駅までの往復交通費が別途発生します。 |
かつて陸の孤島と呼ばれた美しい漁師町がある。
50年前、その町はその異名を忘れ去られるほどに賑わっていた。そこには、学校、役場、電気屋、食料品店、床屋など、暮らしにまつわるあらゆる機能があったという。その面影は今はなく、人は町から離れ、過疎化が進む。当時の様子を語れる人も多くはない。人はなぜこの豊かな海の土地を離れていくのか。この町を歩き、町の人の話に耳を傾け、かつての繁栄を描く。
忘れもしない2011年3月11日。この町を津波が襲った。時に恵みをもたらす海が脅威に変わった。猛威を振るう津波がこの町をどれほどまでに変えたのか。高波が無残に飲み込んだ大地に立ち、奪われたものへも思い巡らす。