TTTop Runner Talk
2015.04.23

スカラー候補生 定例プログラム

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく
堀江貴文(起業家)

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4月22日、23日に開催されたROCKETのトップランナー講義は、堀江貴文 氏による「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」。そう、あのホリエモンです。「自分が小学生だったときに想像していた世界が今、ここにある」と堀江氏は言います。

 

そのキーワードはインターネット。堀江氏はこれまでの経験を振り返りながら、自らの考えをスカラー候補生たちに伝えていきます。

 

インターネットのある現代、情報へのアクセスは平等。何が違うかというと、実行力。今、その情報を使えるかどうかというのが重要。将来何になりたいかを考える必要はない。こういうことをやりたいな、ということは今すぐやればいい。何もためらうことはないんです。

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現代は子どもであっても差別されません。大人にならないと、というのはもう古い考え方。20歳はもう十分な大人です。世界的にはそういう流れになっていて、20歳以上であれば企画次第で数千万円の融資が受けられるチャンスだってある。そういう時代に、なんで今やらないのか。とりあえず見切り発車で始めてみて、成功するまで諦めずに失敗すればいい。みなさんはまだ経験してきた時間が短い。失敗もあまりしていないので、ためらう必要もなく、色んなことにチャレンジできる。42歳の僕からすれば、失敗できる時間がたくさんあるのがうらやましい。

 

また、義務教育に対しても、堀江氏独自の切り口で語ります。

 

現代の義務教育は明治時代に作られた制度であり、徴兵制に基づくもの。今は、ロケットを作るなど、昔だったら国家レベルのプロジェクトを民間企業がやっている。そういう意味で、日本国民の構成員を作る必要性がどこにあるのか。同じ場所で決められた時間に異質な人たちと同じことをする必要はあるのか?今の義務教育は現代には合わない。

 

そこで、一人のスカラー候補生が「では、義務教育を変えようと思わないんですか?」と手を挙げました。堀江氏は「思わない。面倒臭いから」と周囲を笑わせた後、スカラー候補生の質問に触発されたように、その理由を話し出しました。

 

義務教育が合う人もいる。心地よく義務教育の中にいる人を変える必要はないと思う。が、僕みたいに合わない人たちもいる。そういう人たちに強制してはいけない。義務教育から出たときに、ドロップアウトしたとか、逃げ出したとか、そういう風に言われるのは嫌じゃないですか。もっと多様な生き方を認めればいい。つまり色んな道があることを社会全体で認めることが必要だし、皆さん自身も色んな道があることを認めることが大切です。マジョリティの道があってもいいし、オルタナティブな道を認めてもいい。

 

現行の義務教育に違和感を覚えて飛び出したスカラー候補生たちは、堀江氏の言葉によって自分自身の中にある迷いや引っ掛かりに気づいたようでした。そして、「やりたいことを、今、やる」ことに力強く背中を押してもらい、改めてそれぞれの得意なことに邁進していくエネルギーをもらったのではないでしょうか。

 

 

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